海技短大は宮古、清水、波方にある国立の船員養成機関です。
2年間で4級海技士(航海・機関)の両方の資格を取得し、内航船(※)の船会社に航海士(甲板手)または機関士(機関員)として就職することができます。
(※内航船は国内のみを航海する船です。)
2年間の内15か月は学校の校舎で座学や実技・実習の授業を行い、残りの9ヶ月は 乗船実習になります。練習船に乗り船内外で座学・実習の授業をします。
学校での15ヶ月の生活は寮生活(通学性もいる)なので、起床・就寝の時間も決められています。(清水・宮古は1年時はずっと学校生活です。)
だいたい毎日朝8時くらいから17時くらいまで授業があります。休・祝日はほぼカレンダー通りですが、授業数が決まっているので土曜日授業があったり祝日が休みでないこともあります。
長期休暇は夏休み7月末~8月末くらいまでと、年末年始が休みです。(ただし、清水・宮古の2年生は乗船中なので夏休みはありません。)
9ヶ月間の練習船での生活は3ヶ月×3回に区切られています。(3ヶ月といっても実質は2ヶ月10日乗船で残りの20日間は下船して休みになります。)
清水・宮古は1年生の間は校内で生活し、2年の4月から12月まで練習船に3つ乗ります。(同じ船または社船に乗る場合もあります。)
波方は1年の年明け1月~3月まで乗船し、2年の4月~6月と10月~12月に練習船に乗船するようです。
2年生で乗船実習を終えると、口述試験勉強がはじまります。(1~3月)口述試験に合格すれば無事内定をもらった会社に就職できます。
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